好みで選べる3種類のフロントマスク、燃費の優れたハイブリッドモデルの設定などが魅力の「スズキ・ワゴンR」で人気のオプションとナビを評価します。
メーカーオプションの種類は限られる一方で、ディーラーオプションはエクステリア&インテリア関係やナビを中心として多彩なラインナップが用意されています。
ワゴンRのおすすめメーカーオプションは?
全方位モニターが必要ならメーカーオプションのメモリーナビゲーション
ワゴンRには、ディーラーオプションのナビとして下は10万円台から上は20万円台まで全8種類が用意されています。
一方、メーカーオプションのナビは140,400円のメモリーナビゲーション1機種のみとなっています。
このメモリーナビゲーションは、ナビとしての基本性能こそ際立ったものではないものの、安全確認をサポートする「全方位モニター」が付くという大きなメリットがあります。
全方位モニターとは、車両の前後左右4箇所に設置されたカメラで捉えた映像をナビ画面に映し出す装備で、状況に応じて前方または後方のワイド画面やサイド画面、および車両を真上から俯瞰した画面に切り替えることができます。
ワゴンRのようなトールワゴン車はベルトラインが高いため、意外と死角が大きく、近くにある背の低い障害物や小さな子供が見えません。
そこで頼りになるのが全方位モニターで、これがあると思わぬ接触事故や人身事故が発生するリスクを大幅に減らすことができます。
また、車庫入れなどの際には、上から俯瞰した映像に切り替えることで駐車が容易になります。
したがって、特に安全意識の高い方や駐車に苦手意識を持っている方などには、ディーラーオプションのナビではなくこのメモリーナビゲーションをおススメします。
また、このナビを選ぶとステアリングに手を添えたまま通話ができるハンズフリーマイクや、オーディオの音質を高めるフロント2ツィーター&リヤ2スピーカーも付いてくるので、お得感もあります。
ワゴンRのおすすめディーラーオプションは?
エクステリアのおすすめディーラーオプションは?
ハイブリッドFXとFAを選ぶならフロントグリル&フォグランプ、フォグランプベゼル
大人しいフロントマスクを持つグレード「ハイブリッドFX」または「FA」を選ぶ場合、エクステリアをグレードアップするとともに安全性を高めるオプションとしておススメしたいのが、「フロントグリル」「フォグランプ」「フォグランプベゼル」の3点セットです。
これらを装着するとフロントマスクがゴージャスなイメージになり、ほかのワゴンRに差を付けることができます。
また、フォグランプは霧や豪雨などの際に視界を確保するのに役立つので、実用面からも付けておいて損のない装備です。
価格は、3つセットで「全方位モニター付メモリーナビゲーション」無しの場合が72,144円、有りの場合が74,952円とそれなりに張りますが、それだけの価値はあると言ってよいでしょう。
ハイブリッドFZならフロントバンパーガーニッシュ
精悍なフロントマスクを持つグレード「ハイブリッドFZ」を選ぶ場合におススメのエクステリア・パーツが、「フロントバンパーガーニッシュセット」です。
センター/右/左の3点のパーツからなるガーニッシュで、オリジナルがボディ同色であるのに対し、こちらはブラック仕上げになっています。
フロントマスクを引き締める効果があるので、21,654円という価格に値するオプションと言えるでしょう。
ドアバイザー
フロントドア& リアドアの上部に装着する、ワゴンRのロゴが入ったバイザーです。
雨の日の換気に役立つほか、炎天下の屋外に駐車する際、室温上昇を抑えるために少し窓を開けておいても一見そうとは見えないので、防犯対策にもなります。
半面、高速走行時の空気抵抗や風切り音が増えるデメリットもありますが、一般道を走る限りは問題になりません。
10,746円とお手頃なので、付けておきたいオプションです。
インテリアのおすすめディーラーオプションは?
車中泊に使えるベッドクッション
広い室内スペースを持つワゴンRは、キャンプや車中泊をしながらの旅行にもピッタリです。
そんな使い方をする場合に是非選びたいオプションが、「ベッドクッション」です。
これをフルフラット状態にセットしたシートの上に敷くと、完全にフラットなベッドスペースが出現します。
車内で熟睡するためには段差や傾斜を極力無くした方が良いので、このオプションは必需品と言えます。
また、使わない時は小さく折り畳むことができるので、置き場所に困ることもありません。
価格は1セット34,560円ですが、2名で宿泊する場合は2セット必要になります。
フロアマット
ほとんどのユーザーが装着する人気のオプションが、フロアマットです。
ワゴンRにはジュータンタイプが4種類、トレータイプが1種類用意されていますが、おすすめはジュータンタイプで一番安い「ノーブル」と呼ばれるものです。
14,202円と安価ながらも抗菌・防臭・防ダニの3つの機能を持っているので、潔癖症の方でも満足できるはずです。
ディーラーオプションナビなら「スタンダードメモリーワイドナビセット(パイオニア)」
ナビについては先にも触れましたが、運転や安全確認には自信があるので全方位モニターは必要ないという方には、ディーラーオプションのナビがおすすめです。
その中でひとつ選ぶとすれば、コストパフォーマンスに優れたパイオニア製スタンダードメモリーワイドナビ(楽ナビ)と盗難防止用のロックボルトセットを組み合わせた「スタンダードメモリーワイドナビセット」です。
下から2番目に安い機種ですが、精度の高い渋滞回避ルートを検索できる「VICS WIDE」に対応するほか、スマートフォンとの連携ができる「NaviCon」や12セグ/ワンセグ地上デジタルチューナーも備わるなど、十分な機能を持っています。
価格は、全方位モニター付メモリーナビゲーションよりも若干安い133,218円となっています。
また、全方位モニターとまではいかなくても、せめてバックする際の安全確認をサポートする装備が欲しいという場合は、「バックアイカメラ」が別売オプションとして用意されています。
安全装備のおすすめディーラーオプションは?
ナンバープレートトリム&ロックボルトセット
ナンバープレートをお洒落に演出する樹脂クロームメッキ仕上げのナンバープレートトリム(2枚セット)と、ナンバープレートの盗難防止に効果を発揮するマックガード社製ナンバープレートロックボルトのセットで、価格は6,912円になります。
ナンバープレートトリムだけなら3,672円の出費で済みますが、万が一ナンバープレートを盗まれて犯罪に使われたらしゃくに障ることですから、是非ともこのセット品を選びたいものです。
その他のおすすめディーラーオプションは?
バックドアインナーハンドル
背の高いワゴンRの場合、身長の低い方だと開けたバックドアを閉める際に手が届きにくいことがあります。
そんな場合におススメなのが、バックドア内側に取り付けるストラップ状のハンドル「バックドアインナーハンドル」です。
6,210円と廉価なので、お財布の負担もミニマムです。
ちょっと待った!そのディーラーオプションは必要ないかも・・
ドライブレコーダーを買うならカーショップの方が安くてお得
不幸にも車両同士の衝突事故や人身事故が起きてしまい、かつ相手側の過失が大きい場合、後々強い味方になってくれるのがドライブレコーダーです。
ワゴンRにもディーラーオプションとしてドライブレコーダーが用意されていますが、37,260円と高価です。
高価でもナビ画面で設定ができるなどの連動機能があれば納得できるのですが、そうした機能もないので割高感は否めません。
社外品なら安いモノで数千円台、一流メーカー品でも1万円台で手に入るので、カーショップでそうした製品を探すことをおススメします。
下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。
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ワゴンRの値引き交渉のノウハウはこちら
当サイトのワゴンR値引き交渉マニュアルです。これを見て多くの人がワゴンRを限界値引きで購入する事に成功しています。
今月のワゴンRの値引き動向を随時掲載しています。ご参考ください。