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【詳細版】エルグランドの前期/後期の違いとおすすめ中古車はコレ!

日産のワンボックス高級ミニバン・エルグランド

1997年のデビューから、現在3代目が好評発売中ですが、3代目のモデル内でもマイナーチェンジを挟んだ前期と後期では、それぞれ個性が違います。

エルグランドの前期と後期を見分けるには?

ここでは、3代目エルグランドE52型の前期/後期、2代目エルグランドE51型の前期/中期/後期についてその違いを解説。

おすすめ中古車も紹介しますので、皆さんがエルグランドを購入する参考にどうぞ。

  1. 3代目エルグランド(E52型)のエクステリア・前期/後期の違いは?
    1. エルグランドE52前期/後期のエクステリアデザイン(前面)
    2. エルグランドE52前期/後期のエクステリアデザイン(後面)
  2. 3代目エルグランド(E52型)の内装・前期/後期の違いは?
    1. エルグランドE52前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)
    2. エルグランドE52前期/後期の内装デザイン(車内空間)
  3. 3代目エルグランド(E52型)前期/後期の違い(デザイン・内装以外)
  4. 2代目エルグランド(E51型)のエクステリア・前期/中期/後期の違いは?
    1. エルグランドE51前期/中期/後期のエクステリアデザイン(前面)
    2. エルグランドE51前期/中期/後期のエクステリアデザイン(後面)
  5. 2代目エルグランド(E51型)の内装・前期/中期/後期の違いは?
    1. エルグランドE51前期/中期/後期の内装デザイン(インパネ回り)
    2. エルグランドE51前期/後期の内装デザイン(車内空間)
  6. 2代目エルグランド(E51型)前期/中期/後期の違い(デザイン・内装以外)
  7. 2代目エルグランド(E51型)の中古車を買うなら、前期/中期/後期どれがおすすめ?
    1. エルグランドE51前期の中古車相場
    2. エルグランドE51中期の中古車相場
    3. エルグランドE51後期の中古車相場
  8. 3代目エルグランド(E52型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?
    1. エルグランドE52前期の中古車相場
    2. エルグランドE52後期の中古車相場
  9. 下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】
    1. ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
    2. ディーラーに騙されないためにする事
    3. 新車エルグランドの値引き交渉ノウハウはこちら

3代目エルグランド(E52型)のエクステリア・前期/後期の違いは?

3代目エルグランド(E52型)
生産:2010年8月4日~現行
マイナーチェンジ2014年1月15日

エルグランドE52前期/後期のエクステリアデザイン(前面)

エルグランドE52前期のエクステリア(前面)

エルグランドE52前期のフロントフェイスです。

2代目エルグランドE51からのフルモデルチェンジによって、その顔つきが大きく変わっています。

よりシャープになったヘッドライトから連続するフロントグリルはより力強く存在感をアピールし、新デザインのフォグランプ&フロントバンパーと相まって、安定感あるドライビングスタイルを演出。

2×5本スポークのアルミホイールは、クロームカラーコーティングによってグレード感を高め、スポーティな走りを期待させます。

また、サイドガラスをリアまで包み込むクロームモールディングは世界で初採用、エルグランドの先進性をさりげなく主張しています。

エルグランドE52後期のエクステリア(前面)

エルグランドE52後期のフロントフェイスを見てみましょう。

比べてみれば、エルグランドE52前期との違いは一目瞭然(※250XGを除く)。

より大型化したフロントグリルがアグレッシブに存在感を主張しつつ、その全周をクロームメッキで囲んだ事により、更なるハイグレード感を引き出しました。

合わせてシグネチャーLEDポジションランプによって目力をアップした新デザインのヘッドライトや、周囲のメッキ加飾によってラグジュアリー感を高めたフォグランプが、圧倒的な迫力を演出。

また、専用にデザインされた18インチアルミホイールのマルチスポークデザインには、「匠感(クラフトマンシップ)」あふれる切削処理が施されています。

※エルグランドE52後期のアルミホイール、その精巧かつシンプルで洗練されたデザインが魅力です。

【まとめ】エルグランドE52前期/後期の見分け方(エクステリア前面)

エルグランドE52型の前期と後期は、ヘッドライトかフロントグリル、フォグランプで見分けるのが簡単です。

エルグランドE52前期/後期のエクステリアデザイン(後面)

エルグランドE52前期のエクステリア(後面)

エルグランドE52前期のリアフェイスは、前モデルE51型エルグランドからどこが変わったのか比較してみます。

  • テールレンズがより立体的かつクリアなデザインに
  •  NISSANエンブレムと「エルグランド(ELGRAND)」ロゴが上下逆転
  • ナンバープレートの位置が上方(テールレンズ&リアガーニッシュ直下)へ移動
  • リアコンビネーションランプの意匠変更
  • サイドから流れてきたクロームメッキモールディングがリアウィンドウまで加飾

これらの改良によって、エルグランドE52型はよりスタイリッシュなデザインに仕上がっています。

エルグランドE52後期のエクステリア(後面)

エルグランドE52後期のリアフェイスです。

エルグランドE52前期と比較すると、その相違点はテールレンズのデザインとカラーリング。

レッドからクリアに変更されたため、前期と後期の見分けがとても簡単になっています。

エルグランドE52前期/後期の見分け方(エクステリア後面)

エルグランドE52型の前期と後期をリアフェイスで見分けるなら、テールレンズを確認しましょう。

テールレンズがレッドなら前期、クリアなら後期です。

3代目エルグランド(E52型)の内装・前期/後期の違いは?

エルグランドE52前期/後期の内装デザイン(インパネ回り)

エルグランドE52前期のインパネ回り

旧型と比べると、エルグランドE52前期のインパネ回りは大きく様変わりしています。

ステアリングホイールは4本スポークからT字形3本スポーク(厳密には下2本のスポークが極端に寄って一本状に)へ、運転中に手元でオーディオ等の操作ができるステアリングスイッチが配置されています。

ナビ画面は旧型のメーターパネルと一緒に右から包み込むようなシルバー加飾から独立、センタークラスターパネルとの上下一体感によって、コクピットにメリハリがついています。

また、ウッド調パネルが増量され、かつグラデーションの色調がシックに抑えられた事によって、高級感をより引き出しています。

更に細かいところで言うと、センタークラスターパネルのスイッチ類の意匠も機能的に更新され、シフトレールのデザインも変形S字(グニャグニャ形)からすっきりとL字になって先進感を演出。

ブルーのリング照明を採用したモダンかつスポーティなメーターともども、ドライブの度に昂揚感が味わえるでしょう。

エルグランドE52後期のインパネ回り

マイナーチェンジを経て、エルグランドE52後期のインパネはこのようになりました。

最も大きな変化はメーターパネル中央に配されたアドバンスドドライブアシストディスプレイ。

2眼メーターのデザインを更新、その眉間(中央)に新設した5インチのカラーディスプレイで燃料残や航続可能距離、時刻や気温などの情報を表示、ドライブをサポートしてくれる機能です。

また、ウッド調パネルの杢目デザインもグレードによってバリエーションが増え、木質感の大好きな管理人は大喜びです(笑)

【ウッド調パネルの杢目種類・前期/後期の比較】
・グラデーションアフリカンウッド:前期 ⇒ 後期(引継ぎ)
・グラデーションシルバーローズウッド:前期 ⇒ (廃止)
・グラデーションブラックメープル:後期(新設定)
・グラデーションブラウンエボニー:後期(新設定)

エルグランドE52前期/後期の内装デザイン(車内空間)

エルグランドE52前期の車内空間

2代目エルグランドE51後期からのフルモデルチェンジを通して、エルグランドE52前期の車内空間はその印象が大きく違っています。

シートをはじめ車内各部のデザインが変更され、サードシートに至るまで快適性を妥協しない、モダンかつ立体的な造りとなっており、センターシートに新設されたヘッドレストに気配りを感じます。

また、人間工学の視点から背中や座面をしっかりと包み込む上質な乗り心地のトリプルオットマン付セカンドシートは、乗員にくつろぎの移動時間を提供してくれます。

加えて電動開閉式の11インチ大型ワイドモニターや、BOZE5.1chサラウンドシステムを採用した後席プライベートシアターシステムは、ロングドライブにも堪える快適な娯楽空間を創出。

他にもドリンクホルダーやシートバック収納、大容量ラゲッジアンダーボックス等にも工夫が鏤(ちりば)められ、乗員の利便性を大きく高めています。

エルグランドE52後期の車内空間

エルグランドE52後期の車内空間です。

ハイウェイスターのインテリアには、素材(ネオソフィール/ジャカード織物)と木目調パネルを一新した「ブラック/ダークベイブラウンインテリア」を採用。

また、上級グレードのハイウェイスタープレミアムには、更なる特別感&グレード感を演出した「グランドブラックインテリア」を採用、2.5ℓグレードにも適用されました。

本革ブラックメタリックレザーにダイヤ柄アクセントステッチを施したダイヤモンドキルトブラックレザー、専用デザインのグラデーションブラックメープル柄の木目調パネルを採用。

文字通りプレミアムな車内空間を創出、満足度の高い質感で仕上がっています。 他にもグレードによってシート表皮にギャザー付きプレミアムタンレザー、スエード調クロス等の上質素材が設定されています。

合わせて、室内高の拡大により車内移動が楽になったり、ラゲッジスペースを改良して積載性を向上するなど、使い勝手がよりよくなっています。

3代目エルグランド(E52型)前期/後期の違い(デザイン・内装以外)

デザイン・内装以外にエルグランドE52前期と後期を比較すると、以下の改良点があります。

2,500㏄に新グレード「250ハイウェイスター プレミアム」が追加設定され、定速型クルーズコントロールが標準設定されています。

(※)グレードによって、上位のインテリジェントクルーズコントロールが標準装備orオプション設定されています。

【インテリジェントクルーズコントロールが標準装備】
・350ハイウェイスター プレミアム
・350ハイウェイスター プレミアム アーバンクロム
・350ハイウェイスター ジェットブラックアーバンクロム

【インテリジェントクルーズコントロールがオプション設定】
・350ハイウェイスター
・350ハイウェイスター アーバンクロム

2代目エルグランド(E51型)のエクステリア・前期/中期/後期の違いは?

2代目エルグランド(E51型)
生産:2002年5月21日~2010年8月4日
マイナーチェンジ:1回目 2004年8月25日2回目 2007年10月23日

エルグランドE51前期/中期/後期のエクステリアデザイン(前面)

エルグランドE51前期のエクステリア(前面)

エルグランドE51前期のエクステリアデザインの特徴は以下の通りです。

コンフィデンス(CONFIDENCE:みなぎる自信)&ニューネス(NEWNESS:斬新さ、転じて明快かつクール)をコンセプトに、「エルグランドらしさ」を徹底的に追求したデザインが表現されています。

その特徴は大きくスラッとしたフロントノーズと、二段構えのフロントグリル&ヘッドライト。

グリップ感を体現するフロントフェンダーや、ボディと一体化したドアミラーの力強さが、エルグランドのフロントフェイスを精悍に演出します。

そして、シンプルで潔くボディを引き締めるキャラクターラインが、エルグランドのスポーティ感を主張、アグレッシブなドライビングを期待させます。

また、スポーティグレード「ハイウェイスター」には、7本スポークアルミホイールやセンターボリュームバンパー、足回りのフィッティングパーツなど専用パーツが用意され、10㎜ローダウンと相まって、コンセプト通り「威風堂々」感バッチリです。

エルグランドE51中期のエクステリア(前面)

2004年8月発売のエルグランドE51中期のエクステリアは、前期と比べて大きく進化を遂げました。

まず特徴的なのは、2段から上下統一されたフロントグリル、エンブレム直上を走っていたラインが消え、ヘッドライトの中にブルーラインの名残が見られます。

アンダーグリルを大きく開けたフロントバンパー、シルバー加飾で縁どられたフォグランプ部、そしてターンランプを新たに内蔵したドアミラーが特徴的です。

また、クロームカラーコートの17インチアルミホイールも意匠が変更されています。

エルグランドE51後期のエクステリア(前面)

2007年10月発売のエルグランドE51後期のエクステリアと、中期のエクステリアの違いは1ヵ所(ハイウェイスター系のみ)。

フロントグリルのエンブレムを貫いて走るカラードグリルが復活していますが、エルグランドE51前期と異なり、その両端はフロントグリルと同じ幅で、ヘッドライトまで及んでいません。

【まとめ】エルグランドE51前期/中期/後期の見分け方(エクステリア前面)

エルグランドE51型の前期と中期、後期を見分けるには、フロントグリルを見るのが簡単です。

  • フロントグリルにカラードグリルが走っていれば前期か後期。
  • カラードグリルの両端がヘッドライトを貫いていれば前期(全グレード)。
  • カラードグリルの両端がフロントグリルの幅までなら後期(ハイウェイスター系のみ)。
  • フロントグリルにカラードグリルが走っていなければ中期(全グレード)か後期(ハイウェイスター系以外)。

※ハイウェイスター系以外のグレードは、中期/後期でフロントフェイスに違いがありません。

また、ハイウェイスター系かどうかはアルミホイールのスポーク本数で見分けることができます(ハイウェイスター系:6本/ハイウェイスター系以外:7本)。

以上を踏まえて、チャートにするとこうなります。

エルグランドE51前期/中期/後期のエクステリアデザイン(後面)

エルグランドE51前期のエクステリア(後面)

エルグランドE51前期のリアフェイスの特徴は、よりワイドに余裕感を持たせたデザインの中で、リアコンビネーションランプと融合したリアウィンドウグラフィックです。

力強さと頼もしさを背中で語るスタイルに、エルグランドらしさが貫かれています。

エルグランドE51中期のエクステリア(後面)

エルグランドE51中期のリアフェイスは、前期から以下の点が変わっています。

ボリューム感をアップしたリアバンパーは存在感を高め、意匠変更されたリアライセンスフィニッシャーやコンビランプと相まって安定感あるスタイルを演出。

また、グレードを示すロゴの位置がさりげなく下方へ移動した事で、ブランドを過剰に誇示しない上品さが感じられます。

エルグランドE51後期のエクステリア(後面)

エルグランドE51後期のリアフェイスです。

中期から後期へのマイナーチェンジ(一部改良)による変更点はなく、中期とまったく同じデザインとなっています。

エルグランドE51前期/中期/後期の見分け方(エクステリア後面)

エルグランドE51のリアフェイスを前期/中期/後期で見分けるには、ロゴの高さで前期か中期or後期かが判ります。

リアライセンスフィニッシャーの上辺右側なら前期、下辺右側なら中期or後期です。

(※中期と後期のリアフェイスはまったく同じデザインなので、見分けがつきません)

また、リアライセンスフィニッシャーやリアバンパーの形状でも判別することが可能です。

2代目エルグランド(E51型)の内装・前期/中期/後期の違いは?

エルグランドE51前期/中期/後期の内装デザイン(インパネ回り)

エルグランドE51前期のインパネ回り

エルグランドE51前期のインパネ回りは、このようになっています。

メーター類や車両情報を表示する薄型可動式モニターが弧を描いてステアリングを包んで、コクピットの近未来感を演出。

他にも開放感のあるアッパーエリアや意匠変更されたステアリングホイール、センタークラスターパネルなど、初代エルグランドとはその趣を大きく異にしています。

また、本革巻きステアリングや本革&チタン調シフトノブ、チタン調サイドスイッチカバーなど、細部にわたってこだわりの感じられるデザインも魅力です。

エルグランドE51中期のインパネ回り

エルグランドE51中期のインパネ回りです。

前期と比べてE51中期は、以下のような進化を遂げています。

  • フロント周りやステアリングに木目調パネルを採用、ブラウンの色調がコクピットのグレード感を高めています。
  • シート位置を48㎜後方に調節することによってドライビングポジションを改善、運転時の負担を軽減します。
  • メーター類に照明リングを追加したファインビジョンで、視認性をより向上させています。
  • スイッチ類にメッキ処理を施し、細部に至るまで高級感を引き出しました。

エルグランドE51後期のインパネ回り

エルグランドE51後期は、中期と比較して以下の改良が行われました。

  • メーターの照明カラー(オレンジ⇒ホワイト)と文字盤の意匠変更
  • スイッチの照明カラーをレディッシュオレンジに変更
  • ウッド調パネル&クロームメッキの加飾面積を拡大、更なる高級感を

エルグランドE51前期/後期の内装デザイン(車内空間)

エルグランドE51前期の車内空間

エルグランドE51前期の車内空間は、「ラグジュアリー&プラクティカル(贅沢な実用性)」をキーワードに開発されました。

標準グレードの内装はエクリュ&バーズアイメープル木目調パネルによって華やかさを表現する一方、ハイウェイスターはウォームグレー&チタニウムカラー加飾によるモダンさを演出。

モダンファニチャーをイメージしたスタイリッシュなフレームドシートと相まって、先進的かつ温かみのある車内空間を創出しています。

セカンドシートのスライド幅拡大&スライドポジションの多段化により、シートアレンジのバリエーションを増加、更にサードシートの跳ね上げポジジョンを後方に追加、ゆとりの居住空間を確保しました。

セカンドシートには、多彩なシートアレンジを可能にするセカンドマルチセンターシートを採用。

前方へのスライドによってサードシートとのウォークスルーを可能にする他、倒して大型アームレストにもなるほか、クッション下の大型収納や、回転対座時にはテーブルにもできる多機能ぶりを発揮します。

後席ほど着座高が上がるシアターレイアウトの採用により、後席からの視界を広げ、かつ開放感を高めています。 運転席の着座高を地上875㎜とし、視界と乗降性の向上を両立させています。

車高は低くしながらも更なる低床化によって天井高を35㎜拡大、1,325㎜の広々空間を実現しています(2WDグレード)。

フロアの低床化とステップの低下(-25㎜、390㎜)、両側スライドドアの採用によって、乗降性が更に高められています。

エルグランドE51中期の車内空間

エルグランドE51中期の車内空間は、前期と比べて以下のように変わりました。

むち打ちを防止するアクティブヘッドレストと、サードシートの後方跳ね上げ(ラゲッジスペース拡大に貢献)機能を全グレードに標準装備しています。

セカンドシートにオットマン(足置き)を採用、より快適なドライビングが可能となります(XL、X)。

また、シート表皮も変更され、XLはシルキーエクリュ(カラー)が追加、Xはスウェード調クロスからダブルラッセルになっています。

エルグランドE51後期の車内空間

エルグランドE51後期と中期の車内空間を比較すると、極端な違いは見られませんが、Xはシートとフロントドアトリムの表皮をスエード調クロス&ダブルラッセルに、XLはフロントドアトリムの表皮を同じく変更しています。

2代目エルグランド(E51型)前期/中期/後期の違い(デザイン・内装以外)

エルグランドE51中期の改良点(デザイン・内装以外)

エルグランドE51前期と比べて、中期には以下の変更が加えられています。

  • 前席アクティブヘッドレストを全グレードに標準装備
  • BOSEサウンドシステム採用、XLに標準装備、他グレードはオプション設定
  • 側方の死角をなくすサイドブラインドモニターを採用(XLに標準装備、他グレードはオプション設定)
  • インテリジェントブレーキアシスト機能をオプション設定(XL、X、350ハイウェイスター)
  • 前席緊急ブレーキ感応型プリクラッシュシートベルトをオプション設定(XL、X)

エルグランドE51後期の改良点(デザイン・内装以外)

エルグランドE51後期は、中期に比べて内外装のデザイン以外に以下の改良が行われました。

  • カーウィングスナビシステム(HDD方式、30GBハードディスク搭載)採用、タッチパネル操作によって使い勝手の大幅向上ほか、充実のエンタメ機能やブルートゥースオーディオ機能も搭載。
  • エルグランドの全周を俯瞰するようなトップビュー画像を表示し、スムーズな駐車等を可能とするアラウンドビューモニター機能がオプション設定されています。

2代目エルグランド(E51型)の中古車を買うなら、前期/中期/後期どれがおすすめ?

エルグランドE51前期の中古車相場

エルグランドE51前期の中古車相場 25万~105万円
中心価格帯 35万~55万円
最安価格帯 25万~35万円
最高価格帯 95万~105万円

※生産:2002年5月~2004年8月

最安エルグランドを狙うなら、E51前期の中古車がおすすめ!

装備やグレードは妥協してもいいから、とにかく安くエルグランドに乗りたい!

……という方には、エルグランドE51前期の中古車が、最安25万~35万円から市場に出ています。

この価格帯で中古車市場を探してみると、14~16年落ち/走行距離10万前後~16万キロ/修復歴なし……とまぁ、程よい値段でしばらく乗り倒せる(※)エルグランドが何台か見つかります。

(※)エルグランドの寿命は、特に何もしなければ20万~25万キロ前後と言われているので、この場合なら理論上4万~15万キロ走れる計算になります。

が、いかんせん最安価格帯だけあって流通台数が少なく、探す手間は掛かるかもしれません。

また、中には修復歴のついたエルグランドも混じっているため「安物買いの銭失い」となるリスクも心配です。

そこで、もう少し頑張って予算を中心価格帯の35万~55万円まで拡大すれば、14~15年落ち/6~10万キロ/修復歴なし……と、まずまずじっくり乗りこなせるエルグランドが数多く出ています。

グレードはどれでも幅広く出ているため、豊富な選択肢の中から、納得できるE51前期エルグランドの中古車を見つけ出しましょう。

エルグランドE51中期の中古車相場

エルグランドE51中期の中古車相場 30万~160万円
中心価格帯 45万~75万円
最安価格帯 30万~40万円
最高価格帯 150万~160万円

※生産:2004年8月~2007年10月

コストパフォーマンス重視なら、エルグランドE51中期の中古車がおすすめ!

安さも大事だけど、支払ったお金に見合うか、それ以上の満足感も得たい!方には、エルグランドE51中期の中古車がおすすめです。

エルグランドE51のモデルチェンジは、大きく「前期と“中期&後期”」で分けられ、前期から中期への進化は、中期と後期の違いより大きなものとなっています。

つまり、価格差に対するコストパフォーマンスの高さを示しています。

中古車市場を調べると、エルグランドE51中期は最安30万~40万円、中心価格帯45万~75万円で販売されているため、前期の予算に5万~20万円プラスすれば手が届きます。

この中心価格帯だと、11~14年落ち/走行距離5万~10万キロ/修復歴なしのエルグランドE51中期の中古車が出ており、どのグレードも幅広く選べるので、じっくり探せるでしょう。

エルグランドE51後期の中古車相場

エルグランドE51後期の中古車相場 55万~195万円
中心価格帯 115万~155万円
最安価格帯 55万~75万円
最高価格帯 175万~195万円

※生産:2007年10月~2010年8月

より新しいエルグランドに乗りたいなら、エルグランドE51後期の中古車がおすすめ!

最新のエルグランドE52型には手が届かないけど、少しでも新しいエルグランドに乗りたい!……という方には、価値も程よく下がって価格もこなれてきたエルグランドE51後期の中古車がおすすめです。

最安で55万~75万円、中心価格帯が115万~155万円と中期以前とは文字通りケタ違いですが、8~11年落ち/走行距離4万~7万キロ/修復歴なしの良質なエルグランドの中古車が数多く見つかります。

あまり安さにばかりこだわってしまうと「ご近所さんの目もあるし、ある程度のグレード感は保ちたい」という方にはより良い選択肢となるでしょう。

⇒E51エルグランドの中古車をカーセンサーで検索

3代目エルグランド(E52型)の中古車を買うなら、前期/後期どれがおすすめ?

エルグランドE52前期の中古車相場

エルグランドE52前期の中古車相場 120万~340万円
中心価格帯 195万~245万円
最安価格帯 120万~150万円
最高価格帯 310万~340万円

※生産:2010年8月~2014年1月

新車よりお得に購入するなら、エルグランドE52前期の中古車がおすすめ!

せっかくエルグランドに乗るなら、やっぱり頑張ってよりカッコいい最新モデルを目指したい!……という方には、E52前期の中古車をおすすめします。

最安120万~150万円だと、5~8年落ち/走行距離7万~13万キロ/修復歴なしのエルグランドが見つかりますが、台数自体が多くないので探す手間は避けられません。

そこで、より選択肢=流通台数の多い中心価格帯195万~245万円まで予算を頑張ると、5~8年落ち/走行距離2万キロ前後~5万キロ以下/修復歴なし、と格段に条件のよいエルグランドの中古車を選びだせます。

新車のエルグランドより100万円以上も安く購入できるので、非常にお得感が強い買い物となるでしょう。

エルグランドE52後期の中古車相場

エルグランドE52後期の中古車相場 215万~505万円
中心価格帯 295万~345万円
最安価格帯 215万~255万円
最高価格帯 465万~505万円

※生産:2014年1月~現行

新車同様のエルグランドE52後期を、新車よりお得に購入するには?

最新のエルグランドE52後期を購入するなら、3~4年落ちで価格のこなれた中古車が割安で手に入ります。

最安価格帯の215万~255万円だと、3~4年落ち/走行距離5万~7万キロ/修復歴なしのエルグランドE52後期が購入できます。

更に、中心価格帯の295万~345万円まで予算を拡大すれば、当年モデル~3年落ち/走行距離1万以下~3万キロ以下/修復歴なしのエルグランドE52後期も手に入れることが可能です。

こんな好条件のエルグランドE52後期が、値引き込みの新車より50万円以上も安く買えて、非常にお得です。

また、この価格帯なら、新車登録からほとんど走っていない新古車や未使用車にも手が届いてきます。

中古車市場を調査すると、走行距離1,000キロ以下の新古車や、登録したきりほとんど走っていない(100キロ以下程度が目安)未使用車も数多く出回っており、新車と同様かそれより安く購入できます。

中には新車より高いエルグランドもありますが、そういう時は「新車より安く値引きしてくれたら購入したい」等のアプローチが有効です。

また、最初からお得な装備(ナビ、ETC、ドアバイザー、フロアマット等)が付いてくるものもありますから、新車よりも高いコストパフォーマンスが期待できます。

エルグランドE52後期 新古車相場
・250ハイウェイスターS 295万~335万円(339.5万円)
・250ハイウェイスター プレミアム 390万~410万円(533.7万円)
・350ハイウェイスター アーバンクロム 395万~460万円(433.0万円)
・250ハイウェイスターS 4WD 350万~355万円(368.7万円)
※未使用車含む/0台のグレードは割愛
※カッコ内は新車(車両本体)価格

⇒E52エルグランドの中古車をカーセンサーで検索

下取り車の金額で絶対に損しないためにすること【マンガ付き】

新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。

やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。

ディーラーの下取り金額に騙されるな!?

新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。

しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。

本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。

また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。

ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・

ディーラーに騙されないためにする事

以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。

ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。

まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。

買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。

その時の画像です。

 

買取店の査定サイトの概算相場

出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。

概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」

ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!

その時の契約書です。

 

フィットの下取り金額

もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。

この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。

これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。

ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。

しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。

この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。

1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。

 

ディーラーの下取りで損しないためには買取店の査定額と比較をしよう

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する

ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。

廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます

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