新型セレナの実車を使って、荷室の寸法を計測してみました。
3列目あり、3列目跳ね上げ時、2列目を倒した時などの寸法を測ったので、セレナ購入の参考にどうぞ。
セレナの荷室容量と内装の寸法は?
今回はマイカーの新型セレナe-POWER ルキシオン(7人乗り)を使って、荷室ほか各寸法を測ってみたいと思います。
まずバックドアをフルオープンにするときと比べて、半分のスペースで開閉できるバックドアのガラスハッチを開けた時の開口部の寸法です。
十分な広さの開口部なので、手提げ袋やエコバック、スーパーの買い物の荷物など、手軽に積むことが出来ます。
次に、バックドアをフルで開けた時の荷室フロアまでの地上高の寸法です。
実際に荷物の出し入れをしてみても、フロアが高いとか低いの違和感はありませんでした。
バックドアをフルに開けた時の開口部の寸法です。
下から上に行くに連れて幅は狭まりますが、よほど大きくてかさばる物を積まない限り、不便は感じないでしょう。
高さは十分だと思います。
3列目シートを一番後ろまでスライドさせた状態の荷室寸法です。奥行きは38㎝、幅は117㎝です。
さすがに奥行きは狭いので、積める荷物は限られそうです。リュックやボストンバッグなら重ねて積めそうですね。
荷室のアンダーラゲッジの寸法です。
幅・奥行き共にまずまずのスペースがあるので、洗車道具や靴・サンダルなど入れられますね。
深さは21㎝なので、それ以上の物を入れるとアンダーラゲッジの蓋が浮いてしまいます。
3列目シートの片側を跳ね上げ・2列目シートを一番後ろにスライドさせた場合の奥行きの寸法です。※この状態で5人乗りになります。
これならスーツケースの一つ二つは入りそうです。かさばる物は沢山積めませんが、工夫すればかなりの容量でも積めそうです。
3列目シートの片側を跳ね上げ・2列目シートを一番前にスライドさせた場合の奥行きの寸法です。
これだと実質4人乗りですが、長尺の物を積めることができますね。
3列目シートの片側を跳ね上げた時の間口です。
シート上部は30㎝ほどしかないので、あまり大きな物は入りませんが、長方形の長めの物なら立てて積むことが出来そうです。
3列目シート両側を跳ね上げた間口と、センター部分のフロアの奥行きの寸法です。
3列目を跳ね上げた状態では、さすがの開放感でかなりの容量の荷物を積めそうです。
1列目のセンターコンソール部分まで210㎝あるので、細長い長尺の物も積めるでしょう。
助手席を一番前にスライド+2列目を一番前までスライドした状態のフロアの奥行き寸法です。
助手席も2列目もかなり窮屈ですが、その状態なら荷室の奥行きで161㎝確保できます。
助手席を一番前にスライド+2列目の背もたれを倒した状態の奥行き寸法です。
これで奥行き230㎝確保できたので、かなりの長尺物を積むことが出来ますね。
2列目・3列目シートの背もたれをそれぞれ倒して、助手席を一番前にスライドさせた状態の奥行き寸法です。
センターコンソール部分でも210㎝の奥行き幅で129㎝あるので、この状態ならベニヤ板や合板の規格サイズ(910mm×1820mm)を平積みで積むことが出来ます。
汚れや傷防止でシート上を養生した方が良さそうですが、工夫次第でかなりの容量の物を積むことが出来ますね。
2列目シートの背もたれを倒した状態のシートから天井までの寸法です。
天井のエアコン操作パネル部分が低くなっていますが、それ以外では概ね90㎝の天井高が確保されています。
フロアから天井までの寸法です。
天井まで写っていませんが、エアコン操作パネル有りの所で128㎝、その他で131㎝の天井高となっています。
小さい子供が立って歩ける高さですね。2列目~3列目の移動もしやすそうです。
各列の横幅の寸法です。
1列目は138㎝ありました。
2列目は136㎝です。
3列目は129㎝です。やはりタイヤハウスの出っ張りもあるので、3列目が少し狭くなっていますね。
運転席側の地面からステップとフロアまでの高さの寸法です。
ステップを介して乗り込んでもいいですが、直接フロアに乗っても、乗りやすい高さです。
スライドドア側の地面からフロアまでの高さの寸法です。
Bピラーにアシストグリップも付いているので、大人でも子供でも乗り降りしやすい設計になっていますね。
セレナの収納・小物入れの使い勝手は?
続いてセレナの収納・小物入れの使い勝手はどうか見てみましょう。
運転席側のドアポケットです。
スピーカーの上に浅い小物入れ、その隣にペットボトルが入るドリンクホルダー、その隣に深めのドアポケットがあります。
運転席側のドリンクホルダーです。ストッパーが付いているので、細い250缶でもホールドしてくれますね。底にはアヒル?のマークがあります。子供が喜ぶのかな?
センターコンソールには置くだけ充電とUSBソケット、その下にもスマホが入りそうなスペースがあります。
引き出し式のドリンクホルダーも付いています。
1列目背もたれには、折り畳み式のテーブルが付いています。カップホルダーも2つずつ付いていて、とても便利ですね。
スライドドア下にもペットボトルが入るドリンクホルダーがあります。
3列目シートにもパーソナルテーブルと窓下にカップホルダーがあります。
3列目にもUSBソケットが左右に付いていて、左側にはスライドドアの開閉スイッチも付いて、乗り降りに配慮しています。
1列目センターアームレストです。収納スペースはありますが深さはあまりありません。
7人乗りのルキシオンなので、前後に移動出来るスマートマルチセンターシートではなく、固定のアームレストになります。
ここにもアヒルマークが(笑)
グローブボックスは、車検証入れや取説が入るスペースが確保されています。
グローブボックス上には、HDMIソケットと収納スペースが設けられています。
1列目から3列目まで、各自スマホ置き場や充電には困らなそうです。
セレナe-POWERルキシオンの内装の質感は?
乗り出しで500万円を超えるセレナe-POWERルキシオンの内装の質感は高いのかどうか?検証してみましょう。
運転席側ののドアトリムとスイッチ部分です。
ステッチも入ってソフトパッドのトリム部分は良いですが、その他は若干プラスチッキーで、スイッチ部分は加飾が無いので、少々さみしい感じはあります。
ステアリング右下のスイッチ部分です。
ここに質感を求めるのもあれですが、パネル自体は良くも悪くも5ナンバーサイズミニバンらしい質感なので、総額500万円のルキシオンには物足りない感じがします。
ルキシオンのシートはセレナで唯一のオールレザーシートとなります。
色は若干ブルーかかっている感じですね。
レクサスや輸入車のシートと比べると、特別質感が高い感じではありませんが、それでも満足できる悪くない質感だと思います。
2列目3列目も同様のシート表皮になります。
2列目に座って余裕で足を組むスペースがあります。欲を言えばオットマンが付いていればさらに良かったですが、十分快適でしょう。
2列目スライドドアガラスにはサンシェードが付いていて、強い日差しを避けられます。
2列目にもエアコン操作パネルと吹き出し口があるので、温度と風を好みで調整できます。
ルキシオンには、ブラックの木目調パネルが奢られています。
ナビは12.3インチの日産コネクトメーカーナビです。ドラレコや置くだけ充電、ボイスアシスタント、ドラレコなどが標準装備です。
エアコン操作パネルはタッチ式です。ステアリングヒーターやシートヒーターも装備。
シフトはボタン式となっています。(保護フィルムが付いたままですみません。。)
SOSコールも付いています。
セレナの内装や荷室スペースのまとめ
最新のセレナの荷室や収納はよく考えられていて、各席ともにドリンクホルダーやスマホ置きスペース、USBソケットが付いているので、不満はありません。
2列目3列目にはテーブルも備わっていて、小さいお子さんが居る家族には重宝するでしょう。
使い勝手と言う点では、マルチセンターシートが付いている8人乗りに軍配が上がりますが、プロパイロット2.0で高速道路では手放し運転が可能なルキシオンは、高級感のあるミニバンが欲しいファミリー層には刺さるのではないでしょうか。
トヨタのアルファード・ヴェルファイアと比べれば、ラグジュアリー感と言う部分では劣るかもしれませんが、運転しやすいサイズのミニバンとして、新型セレナはまた違った需要を掘り起こすかもしれませんね。
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