ここでは、ホンダ フリードとトヨタ シエンタについて、実際のユーザーの口コミや評価をまとめて比較しています。
価格や外装・内装、乗り心地や実燃費など、メーカーサイトやカタログを見ただけでは分からない、欠点や不満があるかもしれません。
フリードとシエンタの良い所やデメリットも含めて、ユーザーの評判を調査したので、是非参考にしてみて下さい。
フリードとシエンタのエクステリアの口コミ・評価を比較
フリードのエクステリアの口コミ
フリードのエクステリアについてユーザーの口コミから満足度を調査したところ、トヨタのシエンタと比較する評価が多く集まりました。
全てではありませんが、まず個性的なデザインのシエンタに目を惹かれ、気に入ればそのままシエンタに、抵抗感があれば無難なフリードに流れてくる、という傾向も見られ、フリードは積極的に選ばれるほかにも、「シエンタを受け容れられないユーザーの受け皿」的な存在も担っています。
もちろん、フリードそのものを見れば「精悍」「(ミニバンの中では)シャープ」という評価もあり、またフリードのベーシックなデザインこそ好き、というユーザーも少なからずいて、誰もが個性的な車を求めている訳ではないことがわかります。
また、よりスポーティなスタイルを望むユーザーはモデューロXを選んでいる他、元が地味なぶん「エアロ映え」するので、無限等のエアロをおすすめする口コミも多く出ていました。
シエンタのエクステリアの口コミ
シエンタのエクステリアに関する口コミからユーザーの満足度を調査すると、フリードを大きく上回る結果となりました。
これはシエンタのある意味「奇抜なデザイン」を受け入れて又は気に入って買うユーザーが多いため、購入後の不満が少ない事が言えます。
シエンタと言えばインパクトの強い前後の顔つきですが、それでも2018年9月のマイナーチェンジで少し一般向けのマイルドに中和され、特徴的だった「ヒゲ」感がかなりやわらいでいます。
シエンタのデザインは確かに好き嫌いは分かれそうだが、なかなかスタイリッシュだと思うぞ。フロントマスクが最近のトヨタ車としてはエグくない点もいい。ライバルとの差別化もうまくいっているな。
フリードとシエンタのエクステリアの口コミ・比較まとめ
フリードとシエンタのエクステリアについて、ユーザーの口コミをまとめて比較すると、両車の特徴がハッキリと分かれているのが分かりました。
無難にいくならフリード一択、個性を求めるならシエンタを見て、無理そうならやっぱりフリード……という行動が多いようですが、いざ実車を見ると印象が(良くも悪くも)全然違ったという事もよくあります。
最初から決めつけてかからず、両方とも実車を十分に見比べることで、より納得・満足できるでしょう。
フリードとシエンタのインテリアの口コミ・評価を比較
フリードのインテリアの口コミ
フリードのインテリアに対する満足度をユーザーの口コミから調査すると、やはりシエンタと比較しての長所・短所の評判が多く集まりました。
※フリード+の車内空間。ラゲッジスペースが2段になっています。
シンプルで飽きの来ないデザインや、豊富な収納による使い勝手のよさ、そしてフリード+では加えて2段になっているラゲッジスペースが人気でした。
※はね上げた3列目シート(線で囲った部分)。実際に見ると結構な圧迫感。
その一方で、フリードでは3列目シートのはね上げ式収納に不満の口コミが多く、はね上げることで後方の視界が悪くなったり、突起が邪魔でセカンドシートがリクライニングできなかったり、女性の力だと大変だったり、収納できるものが限られたり等の問題が指摘されています。
また、メーター表示が見づらく、表示情報の種類がニーズに合わない(例:1回の走行時間は知りたいけど、トータル走行時間は要らない等)、フォントが小さくてごちゃついているといった声や、ダッシュボードがフロントガラスに映り込んで視界を邪魔するなどの不満も、改善の課題として挙がっています。
シエンタのインテリアの口コミ
シエンタのインテリアに関する満足度を、ユーザーの口コミから調査したところ、全体的にユニークなデザインとラゲッジスペースの積載力に高い評価が集まっていた一方で、収納の少なさやプラスチッキーな安っぽさに対する不満が少なからず見られました。
※評価の高いダイブイン(床下収納)3列シートと、映画館方式のシート座高(イメージ)
6~7人フル乗車だと狭いラゲッジスペースが、3列目シートを床下にダイブイン収納することで大幅に広がり、サイドに突起ができないので、フリード以上の積載量&使い勝手でアドバンテージをとっています。
また、2列目3列目と後ろにいくほどシート高が上がる映画館方式のシート配置は、全乗員の視点が高くなるため、実際の広さよりも解放感が得られて好評となっていました。
※好評だった初代シエンタのムーンルーフ。
その一方で、デザイン重視ゆえの視界の悪さや手元の暗さ、ムーンルーフがなくなったことに対する不満など、今後の改善も望まれています。
シエンタは、サードシートが十分実用になり、ちゃんと大人7人が乗れる点がいいな。シートアレンジが簡単で、女性でもラクに操作できそうな点も評価できる。ただし収納はミニバンとしては少なく、大いに不満だ。
フリードとシエンタのインテリアの口コミ・比較まとめ
フリードとシエンタのインテリアについて口コミ評価を比較したところ、デザイン的にはエクステリアと似た傾向が見られましたが、小物入れなどの収納ではフリードが便利、ラゲッジスペースの最大積載量ではシエンタが優勢、とそれぞれ個性が分かれていました。
ユーザーがどんなライフスタイルでどんな荷物を良く積むか、によって車との相性は変わって来ますから、自分が何を積みたいか考えながら、実車を見せてもらうと、よりリアリティのある比較検討が可能になります。
フリードとシエンタの運転&走行性能の口コミ・評価を比較
フリードの運転&走行性能の口コミ
フリードの運転&走行性能について口コミを集めたところ、基本的な運転性能(加速やカーブ、ブレーキ)や取り回しのよさなど、扱いやすさが好評な一方、ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」の力不足や視界の悪さ、メカノイズや振動を指摘する声もありました。
スペック的にはまとまっており、運転しやすいという評価がなされています。
シエンタの運転&走行性能の口コミ
ユーザーの口コミからシエンタの運転&走行性能の満足度を調査すると、ゆったりとした走りに対する賛否が大きく分かれる結果となりました。
※シエンタの後方視界(前期/後期のリアウィンドウ)
主な不満としては、デザイン重視の結果として後方の視界が悪くなったこと、滑り気味なCVT、そして何より運転のつまらなさ等が挙げられています。
シエンタハイブリッドに試乗したが、上り坂や高速ではちょっとかったるかったな。しかしミニバンとしてはハンドリングが良く、ワインディング走行をしっかりこなせる点はいいぞ。駐車に関しては、後方視界が悪いのでバックカメラは必須だ。
フリードとシエンタの運転&走行性能の口コミ・比較まとめ
運転&走行性能についてフリードとシエンタの口コミ評価を比較すると、全体的にフリードを推す声が多く出ているため、この分野ではフリードに軍配が上がるでしょう。
ただ、シエンタの乗り味・走り心地が好きなユーザーも少なからずいるため、シエンタも試乗して、自分自身との相性を確かめた方がいいでしょう。
下取り車があるなら相場を調べておこう
値引き相場や欲しいグレードが決まってこれからディーラー巡りをするなら、事前に下取り車の相場を調べておくと、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が出来ます。
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フリードとシエンタの乗り心地の口コミ・評価を比較
フリードの乗り心地の口コミ
フリードの乗り心地についてユーザーの口コミをまとめると、ホンダ車らしい「硬さ」が好きかどうかで評価が分かれる傾向が見られます。
これも実際に試乗してみることで、自分との相性を確かめた方がいいでしょう。
シエンタの乗り心地の口コミ
シエンタの乗り心地についてユーザーの満足を調査したところ、柔らかくてしっかりしており、フラットな乗り心地を高く評価する口コミが多くなっていました。
一方で、後席の狭さやエアコン等、快適性について改善を求める声が少なからず上がっています。
シエンタの乗り心地はかなりよく、舗装の荒れた路面でもゴツゴツ感がない。高速走行時にさらにフラットになる点も評価できるぞ。シートの出来もいいので、長距離を走っても疲れ知らずだ。
フリードとシエンタの乗り心地の口コミ・比較まとめ
フリードとシエンタの乗り心地について、ユーザーの口コミを比較すると、それぞれに上記の個性が表れています。
当サイトでの調査では、柔らかめな乗り心地≒シエンタの方が高い満足度を示していましたが、フリードの硬めな乗り心地にも定評があるので、より自分に合った乗り心地を試乗で確認しておきたいところです。
フリードとシエンタの燃費の口コミ・評価を比較
フリードの燃費の口コミ
シエンタの燃費の口コミ
フリードとシエンタの燃費の口コミ・比較まとめ
フリードとシエンタの燃費についてユーザーの口コミを比較すると、満足・不満ともにほとんど同率という結果となりました。
ただし、細部については評価が分かれており、フリードはガソリン車の燃費で有利ながら燃料タンクの容量が少ないため給油の回数が増えて煩わしくなった、とか、シエンタはハイブリッド車が好燃費ですが、ガソリン車にはクルーズコントロールがないので燃費が安定しないなど、一長一短です。
また、実燃費は走行条件や乗り方などによっても変わって来るため、参考に走行条件による両者の実燃費をまとめておきます。
フリードとシエンタの価格の口コミ・評価を比較
フリードの価格の口コミ
シエンタの価格の口コミ
フリードとシエンタの価格の口コミ・比較まとめ
フリードとシエンタの価格についての口コミを集めたところ、それぞれ上記の声が出ていました。
どちらも基本的にガソリン車の方が好コスパとなっており、車両価格は安いものの、必要なor欲しいオプションをつけることで結果割高になってしまう点が共通しています。
フリードとシエンタの口コミ評価・比較まとめ
満足度 | フリード | シエンタ |
---|---|---|
エクステリア | 63.5% | 74.6% |
インテリア | 58.2% | 58.0% |
走行性能 | 47.4% | 40.4% |
乗り心地 | 63.4% | 74.7% |
燃費 | 54.7% | 54.1% |
価格 | 42.9% | 45.9% |
総合評価 | 55.0% | 57.9% |
以上、フリードとシエンタについてユーザーの口コミを比較して来ましたが、満足度を集計したところ3対4でシエンタの勝利となりました。
全体的に競り合っている中、個性的なエクステリアと快適な乗り心地で差をつけたことが決め手となっています。
ただ、フリードは走行性能や燃費など、車に乗る上で軽視できない面でリードしており、どちらも実際に乗り比べて自身との相性を確かめておくのがいいでしょう。
※以下で両車の値引き情報やリセール情報を公開しているので、参考にどうぞ。
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。