マツダのデミオとホンダのフィットのユーザーが発信する口コミをまとめて比較しています。
価格や外装・内装、乗り心地や実燃費など、メーカーサイトやカタログを見ただけでは分からない、欠点や不満があるかもしれません。
デミオとフィットの良い所やデメリットも含めて、ユーザーの評判を調査したので、是非参考にしてみて下さい。
デミオとフィットのエクステリアの口コミ・評価を比較
デミオのエクステリアの口コミ
デミオのエクステリアの満足度をユーザー口コミから調査したところ、欧州テイストな魂動デザインやマツダのイメージカラーであるソウルレッド、エアロ映えが人気な一方で「欧州かぶれ」「マツダ車はどれも同じに見える」「デザインに統一性がない」などの不満も少なからず出ていました。
現行型はデビューしてから5年が経つが、デザインは古さを感じさせない。サイドビューやリアビューも悪くないと思うが、不満があるのも理解はできる。年内か来年にフルモデルチェンジされるはずだから、新型のデザインに期待したい!
フィットのエクステリアの口コミ
フィットのエクステリアの満足度をユーザー口コミから調べたところ、2017年6月のマイナーチェンジによって「いかつく」なったフロントフェイスに対して賛否が分かれ「カッコよくなった」という声と「プレーンな前期型の方がよかった」という意見が聞かれました。
※↑前期型フィットのエクステリア。マイルドなテイストを惜しむユーザーの声も
フィットを含むホンダ車の特徴として「フルモデルチェンジよりも、マイナーチェンジ後の方がいかつく(カッコよく)なる」傾向があるようなので、マイルドなテイストを望むユーザーは次のフルモデルチェンジまで待ってみるのもいいかも知れません。
デミオとフィットのエクステリアの口コミ・比較まとめ
デミオとフィットのエクステリアに関するユーザーの口コミを比較すると、僅差ながらよりスポーティで迫力感の高いフィットが優勢となっていました。
ただし、それぞれ個性に違いがあるため、どっちも実車を見た上で自分の感性とよりマッチする方を選びたいところです。
デミオとフィットのインテリアの口コミ・評価を比較
デミオのインテリアの口コミ
デミオのインテリアに関するユーザーの満足度を口コミからリサーチしたところ、欧州テイストなデザインをはじめ、先進感の高い装備やペダル配置、スイッチのクリック感など細部までこだわっている点が評価されていました。
※マツダコネクト。バージョンアップによって改善されるとの口コミだが……
その一方で、評判の悪いマツダコネクトのナビゲーションやオートエアコンの温度制御、視界の悪さや車内空間の狭さ、収納の少なさなどに不満の口コミも多く出ていました。
インパネはシンプルで機能美が感じられ、いいと思うぞ。オフセットのないペダル配置や、オルガン式のアクセルペダルの踏み心地もグッド!ただ、後席の狭さや荷室の使い勝手の悪さはファミリーカーとしては厳しい部分だ。
フィットのインテリアの口コミ
フィットのインテリアに関するユーザーの口コミを調査すると、2017年6月のマイナーチェンジによって向上した質感と車内空間や後席の広さに人気が集まっている一方で、収納の少なさや細部の使い勝手に不満の声が上がっていました。
※シートヒーターが設定されているのは、特別仕様車(コンフォートエディション)2グレードと15XLホンダセンシングのみ
特に冬場にあると大変ありがたいシートヒーターはほとんどのグレードに設定がないので、出来れば全グレードに標準装備にして欲しいくらいです。
それでも、子供の送り迎えやちょっとした買い物程度のセカンドカーにはもちろん、夫婦&子供2~3人のファミリーユースにも十分対応できる広さや積載量は、ライバル車よりも強みと言えるでしょう。
デミオとフィットのインテリアの口コミ・比較まとめ
デミオとフィットのインテリアの満足度をユーザーの口コミで比較すると、後席も含めた車内空間の広さや快適さでフィットの方が優勢となっていました。
ただし、デザインや質感にも好みがあり、1~3人乗車のセカンドカーとしてなら後部座席の狭さもカバーできるので、デミオでも十分に対応可能でしょう。
デミオとフィットの運転&走行性能の口コミ・評価を比較
デミオの運転&走行性能の口コミ
デミオの運転&走行性能についてユーザー口コミから満足度を調べたところ、直進での高速走行やトルクの太さが評価されている一方で、アクセルラグや6速ATのギクシャク感など、滑らかさに欠ける傾向が見られ、大胆に踏み込んだ大らかな走りに向いているようです。
ディーゼル車は発進がモッサリしている点とガラガラ音が気になるが、一旦トルクバンドに入ると力強く走れる点はいい。ハンドリングもレベルが高いが、ワインディングが楽しというほどではない。ブレーキのフィールは、凄くいい!
フィットの運転&走行性能の口コミ
フィットの運転&走行性能についてユーザーから口コミを調査すると、ホンダらしいエンジンの元気さやハイブリッドの加速向上、アダプティブクルーズコントロールなどホンダセンシングの安全性能が高く評価されていました。
※ウィンドウを広げるなど改善されているが、圧迫感の強い後方視界
その一方で、旧モデル以来のガサツさ(ブレーキの制動力やCVTのギクシャク感など)や後方視界の悪さ、低速域での非力さ(ガソリン車)や出だしワンテンポ遅れるもどかしさ(ハイブリッド車)など、今後さらなるブラッシュアップも求められています。
デミオとフィットの運転&走行性能の口コミ・比較まとめ
デミオとフィットの運転&走行性能についてユーザーの口コミから満足度を比較したところ、低速域から高速域までより幅広くカバーしているフィットの方が有利となっていました。
ただ、どちらもそれぞれ走りには癖があるため、どっちが自分自身のドライブスタイルとマッチしているか、実際に試乗して見極めた方がより高い満足感が得られるでしょう。
下取り車があるなら相場を調べておこう
値引き相場や欲しいグレードが決まってこれからディーラー巡りをするなら、事前に下取り車の相場を調べておくと、ディーラーの査定が高いか安いかの判断が出来ます。
以下の買取店で一度査定を受けておくと、ディーラーの査定額に惑わされず、値引き交渉を有利に進める事が出来るでしょう。
買取店の査定はもちろん無料、さらに無料で出張査定にも来てくれます。
ネット上で概算価格が分かる、ナビクル車査定です。一度に複数の買取店へ無料査定を依頼できるので、買取店同士が競い合い高額査定が期待できます。45秒で入力後、画面上に買取店の相場が表示されます。
デミオとフィットの乗り心地の口コミ・評価を比較
デミオの乗り心地の口コミ
デミオの乗り心地の満足度をユーザーの口コミからリサーチしたところ、硬めの(or引き締まった)足回りでスポーティな乗り心地に人気が集まる一方で、後部座席は揺れや突き上げなど居住性の悪さに不満が多く、ロードノイズや振動など、酔いやすいという口コミも散見されました。
街乗りではやや固めの乗り心地だが、不快感はないぞ。シートの出来の良さに救われているかも。高速になるほどフラットになる点は、ヨーロッパ車的だ。
フィットの乗り心地の口コミ
フィットの乗り心地の満足度をユーザー口コミから調査すると、代々のモデルチェンジで着実に向上してきたことが高く評価されており、後席の快適性に人気が集まっている一方で、高速走行時や路面が荒れると不安定になる点に更なる改善を求める声も出ていました。
フィットは「同乗者の爆睡」から「運転していて自分で酔ってしまう」まで乗り心地の感じ方が各人でブレているので、自分がどっち寄りなのか、相性を確かめたいところです。
デミオとフィットの乗り心地の口コミ・比較まとめ
デミオとフィットの乗り心地についてユーザーの口コミを評価すると、それぞれ得意とする速度域が異なり、低中速(主に街中)ならフィット、高速域(高速道路など長距離移動)ならデミオが有利となるようです。
自身のドライブスタイルがどっちに向いているか、両方乗り比べてチェックするといいでしょう。
デミオとフィットの燃費の口コミ・評価を比較
デミオの燃費の口コミ
フィットの燃費の口コミ
デミオとフィットの燃費の口コミ・比較まとめ
デミオとフィットの燃費に関するユーザーの口コミを比較すると、ガソリン車の実燃費はほぼ互角、ディーゼル車とハイブリッド車の実燃費では後者が優位なものの、満足度ではデミオの方が上回る結果となっていました。
ただし、デミオのディーゼル車はフィルター内の煤を燃焼させるDPF再生が入ると燃費が悪化、長距離を走れば影響が少ないですが、短距離走行の多いユーザーだと却ってトータル燃費が悪くなる傾向が見られます。
そのためデミオを選ぶ場合、長距離移動が多いならディーゼル、短距離移動がメインならガソリン車に乗った方が経済性が高まります。
もっとも、実燃費は道路状況や走り方によっても変わって来るため、参考としてデミオとフィットの実燃費データをまとめておきます。
デミオとフィットの価格の口コミ・評価を比較
デミオの価格の口コミ
フィットの価格の口コミ
デミオとフィットの価格の口コミ・比較まとめ
デミオとフィットの価格についてユーザーの口コミから満足度を比較したところ、高い質感と経済性から優勢となっていました。
ただし、乗車人数によってはフィットの使い勝手が活きてくるため、どちらが自分たちのニーズに合っているかを試乗した上で、じっくり検討するのがいいでしょう。
また、値引きや下取りも支払総額に影響してくるので、万全の態勢で交渉に臨みたいところです。
デミオとフィットの口コミ評価・比較まとめ
満足度 | デミオ | フィット |
---|---|---|
エクステリア | 61.1% | 62.4% |
インテリア | 56.9% | 61.4% |
走行性能 | 51.5% | 57.6% |
乗り心地 | 50.4% | 59.2% |
燃費 | 70.9% | 62.4% |
価格 | 61.7% | 57.3% |
総合評価 | 58.7% | 60.0% |
以上、デミオとフィットのユーザー満足度について口コミを比較して来ましたが、総合評価も加えて最終的に2対5でフィットの勝利となりました。
デミオの欧州テイストに比べてフィットのスポーティなスタイルの方がより多くのユーザーに評価された結果ですが、その差はごくわずかであり、また燃費や価格といった経済性ではデミオが一矢報いており、どっちも比較検討には十分な候補と言えるでしょう。
※以下で両車の値引き情報やリセール情報を公開しているので、参考にどうぞ
下取り車があれば、さらに新車が安く買える【マンガ付き】
新車を安く買うには、値引きをしてもらうのが一番手っ取り早いですが、下取り車があるならさらに安く買う事が出来ます。
やり方はとても簡単なので、是非参考にしてみて下さい。
ディーラーの下取り金額に騙されるな!?
新車へ買い替えるなら、下取り車をディーラーで査定してもらうのが一般的でしょう。
しかしここで注意してもらいたいのが、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」事なんです。
本来あるはずの下取り相場より安く買えれば、新車値引きを多少多くしても、ディーラーは下取り車の利益で回収できてしまう訳ですね。
また「値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!」と言ったセールストークも可能になり、新車の値引きを抑えつつ、契約に繋げる事が出来ます。
ディーラーはメリット大、ですがユーザーは損でしかありません・・・
ディーラーに騙されないためにする事
以前、管理人がフィットを売却した時の例で紹介します。
ディーラーの査定でフィットは52万円と言われました。
まだ年式も新しかったので、その下取り金額が妥当かどうか確かめるために、買取店にも査定してもらう事に。
買取店の査定サイトから申し込むと、概算の買取金額を教えてくれます。
その時の画像です。
出た金額は、なんとディーラーよりも20万円以上も高い買取金額でした。
概算とは言え20万円の差額・・・その後ディーラーへ出向き「買取店で75万って言われたんですけど」と伝えてみると、少々待たされましたが「今回決めてくれるなら2万上乗せして77万円で下取ります。もう限界です・・」
ホントに限界かどうか分かりませんが、52万⇒77万=25万円のアップです!
その時の契約書です。
もしディーラーの言う通りに最初の52万円で契約していたら、25万円の大損となっていました。。
この時した事は、査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えただけです。
これだけで25万円のアップに成功したので、下取り車がある方は是非参考にしていただきたいと思います。
ちなみに査定サイトで申し込んだ買取店にも見てもらいましたが、本当に限界らしく1万円プラスの78万円を提示されました。
しかし+1万円位なら、納車まで乗っていられることを優先して、今回はディーラーへ出しましたが、買取店の方がそれ以上に高ければ、買取店へ売っても良いでしょうね。
この時利用した査定サイトは、ナビクル車査定です。
1分ほどの入力で買取店への査定申し込み後、画面上に買取相場が表示されるので、今回のようにディーラーの下取りと比較したい方、すぐに相場を知りたい方にはお勧めのサイトです。
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ廃車買取業者に依頼する
ディーラーや買取店で査定額が付かなければ、廃車業者に直接売った方が高くなる可能性があります(廃車なら買取店はマージンだけ取って廃車業者へ渡すだけ)。
廃車の目安はグーネットやカーセンサーで下取り車に近い条件の車両が20万円以下で売られていたら、その車両はほぼ廃車価格の仕入れです。その場合は廃車業者に直接売った方が高くなる可能性が高いでしょう。事故車や不動車も以下の廃車業者に売れます。